DISCIPLINE

バイク

46本。種目横断の記事もここに含まれます。

01
TRAINING · トレーニング
Medicine & Science in Sports & Exercise
2026 · n=137レビュー
A focused man lifting weights in a gym setting, demonstrating strength and fitness.

筋トレの処方で本当に効く変数は少ない。重さ・可動域・週2回以上が筋力を決めた

137件のシステマティックレビュー(参加者3万名超)を統合したACSMのポジションスタンド。筋力は1RMの80%以上・全可動域・2〜3セット・セッション前半・週2回以上で高まり、筋肥大は週10セット以上とエキセントリック過負荷で高まった。一方、限界までの追い込み、器具の種類、期分けなどは結果に一貫した影響を与えなかった。

対象: 健康な成人(18歳以上)。6週以上(範囲6〜52週)のレジスタンストレーニングを行った無作為化試験を統合した137件のシステマティックレビュー、参加者3万名超

02
MASTERS · マスターズ
The Journals of Gerontology: Series A
2025
Athletes engaged in a high-intensity indoor cycling session, enhancing fitness and endurance.

持久力が高い人はテロメアが長い。ただし上位に行くほど差が開くわけではなかった

VO2maxとテロメア長の関連を扱ったシステマティックレビューとメタ分析。平均以下の人と比べ、70パーセンタイル以上の人はテロメアが長かった(標準化平均差 0.36、p = .002)。90パーセンタイル超でも同様だが(0.28、p = .03)、70〜90パーセンタイルと90超のあいだには差がなかった。

対象: 肺機能分析によってVO2maxを客観的に評価され、確立された手法でテロメア長を定量されたヒト参加者。比較は年齢・性別で調整した基準値にもとづくパーセンタイルで行われている。抄録には組み入れ研究数・参加者の総数は記載されていない

03
ENVIRONMENT · 環境
Medicine & Science in Sports & Exercise
2024 · n=28研究
Man running on rocky mountain peak above the clouds, symbolizing achievement and adventure.

高地トレーニングはHbとVO2maxを上げる。ただし低酸素量が足りていることが条件になる

トラックの持久系アスリートを対象にした28研究のメタ分析。高地トレーニングはヘモグロビン濃度(MD = 0.36)と最大酸素摂取量(SMD = 0.78)を有意に高めた。方式別ではLHTHとLHTLでVO2maxが有意に上がる一方、HiHiLoと間欠的低酸素曝露では上がらず、低酸素量が700 km·hを超えると改善が有意になった。

対象: トラックの持久系アスリートを対象にした28研究。抄録には参加者の総数・性別・競技レベルの内訳は記載されていない

04
RECOVERY · リカバリー
Nutrients
2026 · n=24研究
A man in gym clothes stretches on the floor in a modern fitness center.

アスタキサンチンはクレアチンキナーゼを下げた。パフォーマンスは動かなかった

アスタキサンチン補給の効果を24件の無作為化比較試験で統合したメタ分析。クレアチンキナーゼ(SMD -0.45)と乳酸脱水素酵素(-0.93)が有意に低下した一方、マロンジアルデヒドとIL-6には効果がなく、VO2max・タイムトライアル・最大仕事率のいずれも改善しなかった。回復向きで、パフォーマンス向上向きではない。

対象: 健康な参加者およびアスリート。経口アスタキサンチン補給をプラセボまたは対照と比較した24件の無作為化比較試験。抄録には参加者の総数・競技レベルの内訳は記載されていない

05
NUTRITION · 栄養
Quality in Sport
2026
Colorful glasses of beetroot and carrot juice garnished with lemon slices, symbolizing health and freshness.

ビーツジュースは最大下の酸素コストを1.5〜5.0%下げる。エリートには数日の継続摂取が要る

ランニング・サイクリング・スイミングを対象に2020〜2025年の文献を整理した系統的レビュー。ビーツジュースは最大下の酸素コストを1.5〜5.0%低下させ、レクリエーションレベルでは疲労困憊までの時間が約15.7%延び、サイクリストのパワー出力は1.2〜3.0%改善した。エリートは高い基礎一酸化窒素値による頭打ちを越えるため3〜7日の継続摂取が必要とされる。

対象: ランニング・サイクリング・スイミングを対象に、レクリエーションレベルからエリートまでのアスリートを扱ったメタ分析と無作為化比較試験(2020〜2025年)。抄録には組み入れ研究数・参加者の総数は記載されていない

06
NUTRITION · 栄養
Nutrients
2025 · n=15メタ分析
A cluster of fresh beetroots with roots and soil on a white background, showcasing organic farming.

ビーツジュースの効果量は総じて小さい。しかも効く相手が選手と非選手で入れ替わる

ビーツジュースの効果を15件のメタ分析から統合したアンブレラレビュー。筋力(SMD 0.08)もVO2max(0.16)も有意だが効果量はごくわずかで、プロ選手では筋力(0.27)、非アスリートでは有酸素持久力(0.26)と効く領域が分かれた。推奨は運動2〜3時間前または3日以上の継続で8.3〜16.4 mmolの硝酸塩。

対象: プロのアスリートと非アスリート(健康な成人)。15件のメタ分析を統合している。抄録には統合された参加者の総数は記載されていない

07
TRAINING · トレーニング
Frontiers in Physiology
2026 · n=306
Woman doing a fitness workout using suspension straps indoors, focusing on strength and balance.

加圧つきインターバルは球技系の男子選手でも効いた。効果が大きいのは高強度のほうだ

男性の断続的スポーツ選手を対象に、血流制限を組み合わせたインターバルトレーニングの効果を13研究306名で統合したメタ分析。無酸素能力(g = 0.51)、筋のフィットネス(g = 0.40)、スプリント(g = 0.40)、持久パフォーマンス(g = 1.17)でインターバル単独を上回った。効果は高強度で大きく、期間が長いほど無酸素能力の改善も大きい。

対象: 男性の断続的スポーツ(球技系)のアスリート。13研究、計306名。持久系単一種目のアスリートを対象にした解析ではない

08
RECOVERY · リカバリー
International Journal of Drug Delivery Technology
2026
Muscular man sits in rural field at sunset, exhaling visible breath.

呼吸法で持久力が改善したという報告はある。ただしアスリートでの根拠は単一研究だった

ブラーマリー・プラーナーヤーマ(呼気時にハミング音を出すヨガ的呼吸法)の効果を扱ったシステマティックレビュー。心拍と血圧の低下、副交感神経活動の改善、不安・ストレス・抑うつの軽減が報告された一方、持久力に関する根拠はアスリートを対象とした単一研究のみで、確実性は低いと判定されている。

対象: あらゆる年齢のヒト参加者。高血圧の成人、学生、アスリート、閉経期女性など対象は大きく異なる。介入期間は単回セッションから12週まで。抄録には組み入れ研究数と参加者の総数は記載されていない

09
TRAINING · トレーニング
Journal of Sport and Health Science
2025 · n=621
Muscular individual focusing on leg exercises in a gym setting, emphasizing strength and fitness.

加圧を足したインターバルはVO2maxを上乗せした。カフ幅8.23cmが最低ラインになる

血流制限(BFR)を組み合わせたインターバルトレーニングの慢性効果を24研究621名で統合したメタ分析。インターバル単独と比べVO2max(g = 0.63)、ウィンゲート平均パワー(g = 0.70)、筋力(g = 0.88)、疲労までの時間(g = 1.26)などが改善した。メタ回帰ではカフ幅8.23cmが有意な改善に必要な下限として特定されている。

対象: 24研究、参加者計621名。トレーニング状態はサブグループ解析の調整因子として扱われ、鍛錬された者での効果が別途示されている。抄録には競技種目の内訳は記載されていない

10
PSYCHOLOGY · メンタル
Frontiers in Physiology
2026 · n=11研究
Group of male marathon runners competing on an outdoor trail surrounded by trees.

脳持久力トレーニングは疲れているときほど効いた。平常時との差は4倍近い

認知課題を運動に組み合わせる脳持久力トレーニング(BET)を9件の査読論文(11研究)で統合したメタ分析。持久パフォーマンスの改善は疲労条件下(SMD 0.87)が平常時(SMD 0.21)より大きく、ストループ課題や精神運動覚醒課題の反応時間も改善した。サブグループ間に有意差はなく、所見は予備的とされている。

対象: 9件の査読論文に含まれる11研究の参加者。鍛錬者と非鍛錬者の両方を含む。抄録には参加者の総数は記載されていない

11
NUTRITION · 栄養
Journal of the International Society of Sports Nutrition
2026 · n=31研究
An athletic man enjoys a refreshing energy drink during his workout in a gym setting.

カフェインは飲まずに口をゆすぐだけでもわずかに効く。約5秒が長くゆすぐより良かった

カフェインマウスリンスの効果を31研究・167の効果量で統合した三層メタ分析。運動パフォーマンスはごくわずかから小さい改善(g = 0.12、p = 0.01)で、有酸素持久系と摂食状態で最も一貫していた。約5秒のすすぎが長い時間より良く、認知面の効果は一貫しなかった(g = 0.23、p = 0.07)。

対象: 運動および認知のアウトカムを扱ったカフェインマウスリンス研究31件(効果量167件)。性別・トレーニング状態・習慣的カフェイン摂取などが事前指定の調整因子として扱われている。抄録には参加者の総数は記載されていない

12
NUTRITION · 栄養
Applied Sciences
2026 · n=26研究
Fit male bicyclist drinking beverage while riding bicycle behind unrecognizable rivals during race on roadway in city

糖質+電解質は疲労困憊までの時間を延ばす。ただし完走タイムは変わらなかった

糖質・電解質(CHO-E)補給の効果を26研究で統合したメタ分析。プラセボと比べて疲労困憊までの時間(SMD 0.60、p = 0.006)、血糖値(SMD 0.82)、血中ナトリウム値(SMD 0.22、p = 0.004)が有意に高まった一方、完走までの時間には有意な効果がなかった(SMD -0.07、p = 0.49)。

対象: 身体的に活動的な人を対象とした26研究。無作為化デザインと観察デザインの両方を含む。抄録には参加者の総数・競技レベルの内訳は記載されていない

13
NUTRITION · 栄養
Jurnal SAGO Gizi dan Kesehatan
2026 · n=7研究

カーボローディングは長時間の種目で効いた。短時間・中強度では差が出ない

非エリートのアマチュア競技者を対象にカーボローディングの効果を扱った7研究のシステマティックレビュー。5試験が持久力の改善、血糖の安定、疲労の軽減を報告し、最も大きな改善は90分に及ぶ種目で見られた。一方、短時間・中強度の活動では2研究とも意味のある影響がなかった。

対象: 非エリートのアマチュア・レクリエーションレベルの競技者。高糖質食を扱った実験研究または無作為化比較試験7件(2005〜2025年に公表)。抄録には参加者の総数は記載されていない

14
NUTRITION · 栄養
Clinical Nutrition ESPEN
2025 · n=13研究

糖質補給は持久パフォーマンスに有益とされた。ただし効果の大きさは示されていない

ランナーとサイクリストを対象に糖質補給の効果を扱った13件の無作為化比較試験のシステマティックレビュー。糖質摂取は運動セッション間のグリコーゲン貯蔵の回復を助け、強度の維持と刺激を可能にするとされ、持久パフォーマンスに有益な効果を持つと結論づけている。ただし効果量も信頼区間も報告されていない。

対象: 健康なランナーとサイクリスト。年齢制限は設けられていない。13件の無作為化臨床試験。抄録には参加者の総数・競技レベルの内訳は記載されていない

15
NUTRITION · 栄養
Nutrients
2025 · n=263
White powder spilled from a scoop on bright blue background. Clean and minimalistic food photo.

クレアチンとβ-アラニンの併用は高強度で効く。有酸素持久力への上乗せはなかった

クレアチンとβ-アラニンの併用効果を扱った7件の無作為化比較試験263名のシステマティックレビュー。併用は単独摂取と比べて高強度運動、とくに無酸素パワーと反復動作のパフォーマンスを高めた。一方で最大筋力は変わらず、VO2max・乳酸閾値・疲労困憊までの時間といった有酸素能力にも上乗せは認められなかった。

対象: 成人参加者。4週間以上の併用摂取を単独摂取と比較した7件の無作為化比較試験、計263名(男性231名、女性32名)

16
TRAINING · トレーニング
Frontiers in Sports and Active Living
2026
Triathlete crosses the finish line at the Triatlo de Oeiras race event.

ランとバイクのクロストレーニングに差は出なかった。ただし「代替できる」という結論でもない

4週間以上の無作為化比較試験7件を統合したメタ分析。ラン専従とバイク専従を比べても、トレッドミルのVO2max(g = -0.32、p = 0.16)、自転車エルゴメータのVO2max(g = -0.34、p = 0.14)、ランニングパフォーマンス(g = 0.02、p = 0.88)のいずれにも有意差はなかった。信頼区間はすべてゼロをまたぐ。

対象: トレーニング経験者またはレクリエーションレベルで活動的な人を対象にした、4週間以上の介入を行う無作為化比較試験7件。抄録には統合された参加者の総数は記載されていない

17
TRAINING · トレーニング
European Journal of Applied Physiology
2026 · n=21研究
Group of cyclists riding along a scenic road with lush forest backdrop, enjoying a sunny outdoor adventure.

同じkJを踏んでも脚の残り方は違う。21研究のレビューが示した「強度」の効き方

サイクリストの急性デュラビリティ(脚の持ち)を扱った21研究のシステマティックレビュー。クリティカルパワーを超える高強度では、2.5〜15 kJ/kgの累積仕事で10〜20%のパワー低下が起きた。同等以上の仕事量でも低〜中強度なら低下は小さく、kJ単独では疲労を測りきれないと結論づけている。

対象: サイクリストを対象に、単一セッション内で誘発した疲労の後のパワー出力を測定した21研究。抄録には参加者の総数・性別・競技レベルの内訳は記載されていない

18
NUTRITION · 栄養
JRTI (Jurnal Riset Tindakan Indonesia)
2026 · n=25研究
Close-up of a variety of nutritional supplements, vitamins, and probiotics.

サプリの研究は三つの束に整理できる。ただし用量と対象別の効果はまだ不明のままだ

競技アスリートのエルゴジェニックエイドと栄養補助を扱った25研究のシステマティックレビュー。異質性が大きいためメタ分析ではなく主題統合が行われ、たんぱく質・単一成分・多成分と期分け栄養という三つの主題群が抽出された。用量反応関係と集団ごとの効果は不明のままだと明記されている。

対象: 競技アスリートを対象にエルゴジェニックエイドと栄養補助の効果を検討した25研究(2017〜2026年に公表)。抄録には参加者の総数・競技種目・競技レベルの内訳は記載されていない

19
YOUTH · ジュニア
Frontiers in Public Health
2026 · n=2,635
A group of boys in blue uniforms preparing for a soccer game outdoors.

有酸素能力にはHIIT、血圧には中強度。狙う指標で最適な運動様式が入れ替わる

肥満のある5〜19歳を対象に運動様式を比較した45試験2,635名のネットワークメタ分析。心肺フィットネスではHIITがVO2peak(平均差 3.81 mL/kg/分)と最大有酸素速度で最上位だった一方、収縮期血圧の低下には中強度持続(-7.75 mmHg)が最も有効で、目標とする指標によって最適解が変わる。

対象: 肥満のある5〜19歳の小児・青年。45件の無作為化比較試験、参加者計2,635名。競技アスリートを対象にした解析ではない

20
RECOVERY · リカバリー
Frontiers in Physiology
2026 · n=56研究

身体的疲労は身体能力を、精神的疲労は持久力と技能を落とす。複合疲労の証拠は乏しい

疲労が競技パフォーマンスに与える影響を56の実験研究から整理したシステマティックレビュー。身体的疲労は身体パフォーマンスを概して低下させ、精神的疲労は持久力・運動技能・知覚認知パフォーマンスを低下させた。両者を組み合わせた複合疲労の証拠は限られるが、持久力と知覚認知に負の影響が示唆されている。

対象: 鍛錬されたアスリート。疲労下の競技パフォーマンスを検討した、クロスオーバーまたは並行群間デザインの無作為化比較試験56件。抄録には参加者の総数は記載されていない

21
NUTRITION · 栄養
Frontiers in Physiology
2025 · n=319
Top view of uncooked penne pasta and wooden spoon on a black surface, perfect for food-related content.

カーボローディングはバイクのほうが効く。ランでの上げ幅はおよそ半分だった

運動後に3〜5日の高糖質食を摂ったときの筋グリコーゲン超回復を30研究319名で統合したメタ分析。自転車運動の後は269.7 mmol/kg乾燥重量、ランニングの後は156.5 mmol/kg乾燥重量の増加だった。超回復の大きさは食事の糖質割合と正の、基礎値および運動後の残存量と負の関連を示した。

対象: 1966〜2020年に公表された30研究、参加者計319名(男性271名、女性48名)。いずれも運動後に3〜5日の高糖質食を摂り、筋グリコーゲンを測定している

22
NUTRITION · 栄養
Sports Medicine
2025 · n=502
A male athlete refreshes with water, cooling down during a hot race in Ciudad Madero, Mexico.

暑いほど糖の減りは速い。51研究502名のメタ分析が示した熱と脱水の効き方の違い

熱ストレスと脱水が持久運動中の糖質代謝に与える影響を51研究502名で統合したメタ分析。暑熱下では糖質酸化(SMD 0.29、P = 0.006)もグリコーゲン利用(SMD 0.78、P = 0.006)も増えた。脱水も同方向に効くが、暑熱下でのみ有意(SMD 0.37、P = 0.001)で、温暖条件では有意でなかった(P = 0.199)。

対象: 健康で活動的なトレーニング経験のある18歳超の成人。51研究、参加者502名(うち女性31名)。運動時間は15分以上

23
PHYSIOLOGY · 生理学
Medicine & Science in Sports & Exercise
2022 · n=10研究
Smiling cyclist in helmet racing on road bike during a sunny day.

エリートでもHIITはVO2maxを2.24 ml/分/kg上げた。ただし全く効かない研究もある

エリートアスリートを対象にHIITのVO2maxへの効果を実量で統合した10研究のメタ分析。対照条件と比べて2.24 ml/分/kg(95%信頼区間 1.35〜3.13)の増加が得られた。ただし95%予測区間は0.11〜4.38で、ほとんど効果がない研究も、4 ml/分/kgを超える改善も、同じデータと矛盾しない。

対象: ベースラインのVO2maxが男性で60 ml/分/kg以上、女性で55 ml/分/kg以上の持久系アスリート、または他競技のエリート(一部リーグ、国際レベルなど)。10研究の無作為化比較試験

24
FEMALE · 女性アスリート
Sports Medicine - Open
2023 · n=230
Women soccer players training on a green football field during the day.

女性選手でもHIITは競技レベルを問わず効いた。ただし体組成の結果だけは一定しない

女性のチームスポーツ選手を対象にHIITの効果を扱った13研究230名のシステマティックレビュー。VO2maxは5研究(効果量 0.19〜1.08)、反復スプリント能力は3研究(0.32〜0.64)、方向転換速度は5研究(0.34〜0.88)で改善した。一方、体組成の結果は種目をまたいで一貫しなかった。

対象: エリート、サブエリート、または大学レベルの女性チームスポーツ選手。13研究、参加者計230名。HIITの強度は最大心拍数の80〜100%。年齢とトレーニング経験による除外はない

25
FEMALE · 女性アスリート
Scientific Reports
2025 · n=304
Beautiful young slim sportswomen in track suits with light blue disposable fabric mask looking at camera in daylight on blurred background

HIITは活動的な女性のVO2maxと体脂肪率を動かす。体重と脂肪量は変わらなかった

レクリエーションレベルで活動的な女性を対象にした15研究304名のメタ分析。HIITはVO2max(g = 0.40)とVO2peak(g = 1.27)を有意に高め、体脂肪率を有意に下げた(g = -0.3)。一方で体重と脂肪量には有意な変化がなく、メタ回帰では調整因子も見つからなかった。

対象: レクリエーションレベルで活動的な女性(中強度で週150〜300分以上、または高強度で週75〜150分以上の有酸素活動と、週2日以上の筋力強化運動)。15研究、計304名(年齢25.1 ± 4.2歳)

26
PHYSIOLOGY · 生理学
BMC Sports Science, Medicine and Rehabilitation
2026 · n=18研究
Athlete in red preparing to sprint on an outdoor track field. Focus on starting technique.

HIITは鍛錬された選手のVO2maxを上げた。跳躍とパワーは動かなかった

鍛錬されたアスリートを対象にHIITの効果を18研究で統合したメタ分析。VO2max(SMD 1.11)とVO2peak(平均差 0.52)が有意に改善し、スピード(-0.72)とアジリティ(-0.93)も向上した。一方で最大心拍数・跳躍・パワーには有意な効果がなく、利点は心肺持久力と効率に集中している。

対象: 鍛錬されたアスリート。アマチュア・エリート・プロの男女を含み、年齢制限は設けていない。18研究が組み入れられた。抄録には参加者の総数・競技種目の内訳は記載されていない

27
PHYSIOLOGY · 生理学
European Journal of Applied Physiology
2024
A person walking on a treadmill in a modern gym setting, focusing on fitness.

HIITとMICTでランニングエコノミーに差は出なかった。効き方が分かれたのは「何週やるか」だった

アスリートを対象にHIITとMICTを比べたメタ分析。ランニングエコノミーには両者の差がなかった(P > 0.05)。VO2maxはHIITが短中期で有利だが10週以上では有意差が消え、無酸素性作業閾値は短期のHIIT、ヘモグロビンは短期のMICTで有利という、期間依存の結果になった。

対象: 「アスリート」を対象とした研究。抄録には組み入れ研究数、参加者数、競技・競技レベルの内訳が記載されていない

28
TRAINING · トレーニング
Journal of Strength and Conditioning Research
2026 · n=460
Young male sprinters launching off at the starting line, showcasing athletic determination on the track.

長めのインターバルはSITよりVO2maxを上げた。ただし根拠の質は低いままだ

HIITとスプリントインターバル(SIT)を2週間以上比べた12件の無作為化クロスオーバー試験460名のメタ分析。VO2max(SMD = 0.56、p < 0.001)と最大有酸素パワー/速度(SMD = 0.40、p = 0.02)でHIITが上回った。効果は8週超・4分超のプロトコルで顕著だが、大半のアウトカムは質が低いと判定されている。

対象: 12件の無作為化クロスオーバー試験に参加した計460名。タイムトライアルの所見は「中程度に鍛錬された者」に限られる。抄録にはそれ以外の競技レベルの内訳は記載されていない

29
RECOVERY · リカバリー
Quality in Sport
2026 · n=14研究
A tired athlete lies on the track, recovering after a race in sportswear.

HRVはオーバートレーニングの先行指標になる。ただし単独の診断ツールにはならない

持久系アスリートにおける心拍変動(HRV)モニタリングを扱った14研究のシステマティックレビュー。RMSSDとDFA alpha 1が急性の自律神経疲労に最も感度が高く、SWC閾値を用いたHRV指導型トレーニングは固定的な期分けよりVO2maxとピークパワーを改善した。ただしOTSの単独診断には使えない。

対象: 競技レベルの持久系アスリートおよびエリート選手。2020〜2026年の臨床試験と縦断研究から14件が組み入れられた。抄録には参加者の総数は記載されていない

30
ENVIRONMENT · 環境
BMC Cardiovascular Disorders
2025 · n=523
Close-up image of a man holding his bloated belly while wearing a red shirt.

低酸素下の運動は過体重・肥満の人のVO2maxを上げた。鍛錬された人での結果とは向きが違う

過体重・肥満の人を対象に常圧低酸素下の運動と常酸素下の運動を比べた19件のRCT・523名のメタ分析。VO2max(SMD 0.42、加重平均差 191.88 mL/分)と最大パワー出力(SMD 0.43、14.53 W)がいずれも有意に改善した。効果は8週超・週3回以下・45分未満のHIITという条件で確認されている。

対象: 過体重または肥満の人。19件の無作為化比較試験、参加者計523名。競技アスリートを対象にした解析ではない

31
ENVIRONMENT · 環境
Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sports
2025 · n=524
African American sportswoman in textile mask stretching arm against anonymous male partner with hands behind head working out in gymnasium

低酸素下で有酸素練習をしてもVO2maxは伸びなかった。35研究524名のメタ分析

低酸素下の有酸素トレーニング(IHT)と常酸素下の同等トレーニングを並行群間デザインで比較した35研究524名のメタ分析。VO2max(p = 0.333)、ピークパワー(p = 0.159)、疲労困憊までの時間(p = 0.410)のいずれも有意差はなかった。一方で出版バイアスが検出されている(p = 0.004)。

対象: 低酸素下の有酸素トレーニングと常酸素下トレーニングを並行群間デザインで比較した35研究、参加者計524名。フィットネスレベルはサブグループ解析の因子として扱われているが、抄録に内訳の記載はない

32
NUTRITION · 栄養
Journal of the International Society of Sports Nutrition
2021 · n=118研究

ポリフェノールと硝酸塩の効果はごくわずか。鍛錬した男性では硝酸塩が効かなかった

一酸化窒素の利用能を高めうる食品の効果を118研究で統合したメタ分析。硝酸塩(SMD 0.15)とポリフェノール(0.17)はいずれも有意だが効果量はごくわずかで、L-シトルリンには効果がなかった。女性では硝酸塩もポリフェノールも効果が見られず、よく鍛錬された男性ではポリフェノールのみが小さな利益を示した。

対象: 硝酸塩、L-アルギニン、L-シトルリン、またはポリフェノールを含む食品の摂取後に持久パフォーマンスを評価した118研究(ポリフェノール59研究、硝酸塩56研究、L-シトルリン3研究)。抄録には参加者の総数は記載されていない

33
NUTRITION · 栄養
Journal of Food Science and Nutrition Research
2025 · n=256
Fish oil capsules and packaging on ice, highlighting Omega 3 benefits for health.

オメガ3は炎症と筋痛を下げた。ただし筋力の回復とパフォーマンスは一定しなかった

アスリートへのオメガ3脂肪酸補給を扱った10件の無作為化比較試験256名のシステマティックレビュー。炎症マーカー(IL-1β、IL-6、TNF-α)と筋損傷指標(CK、LDH-5)の低下、肺機能と心血管系指標の改善が観察された一方、運動パフォーマンスと筋力回復への効果は研究間で一貫しなかった。

対象: アスリート計256名(18.6〜36.0歳)。10件の無作為化比較試験。補給量は1日4g以下

34
TRAINING · トレーニング
International Journal of Sports Physiology and Performance
2023 · n=7研究
Cyclists competing in a race on a scenic mountain road in summer.

ブロック期分けと従来型で優劣はつかなかった。8〜12週の範囲では差が出ていない

鍛錬されたロードサイクリストの期分けモデルを扱った7研究のシステマティックレビュー。ブロック期分けは週8.75〜11.68時間、従来型は週7.5〜10.76時間の練習量で、いずれもVO2maxとピーク有酸素パワーを改善した。ただし8〜12週の範囲で特定の期分けモデルを支持する証拠は現時点で得られていない。

対象: 鍛錬されたロードサイクリスト。期分けの効果を検討しトレーニング負荷(量・強度配分)と期分けの詳細を記述した7研究。抄録には参加者の総数は記載されていない

35
NUTRITION · 栄養
Journal of the International Society of Sports Nutrition
2025 · n=1,206
Man presenting a protein shake in a plastic tumbler against a blurred nature background.

プロテインの効果は「たんぱく質そのもの」ではないかもしれない。75研究1,206名のベイズ流メタ分析

アスリート1,206名・75研究をベイズ階層モデルで統合したメタ分析。プロテイン+糖質は持久パフォーマンスを改善し(SMD 0.57)、プロテイン単独も持久(0.37)と筋力(0.72)で有意だった。ただし有意な結果はすべて、介入群と対照群のエネルギー摂取量が揃っていない試験から得られている。

対象: 75研究に参加したアスリート計1,206名。抄録には競技種目・競技レベル・性別の内訳は記載されていない

36
RECOVERY · リカバリー
Sports Medicine - Open
2024 · n=1100
A swimmer uses a rescue mask for oxygen after completing an outdoor swim.

持久系アスリートに勧められる回復手段は特定できなかった。着圧と寒冷だけが例外

持久系アスリートの回復戦略を22件のレビュー(63研究・1100名)から統合したアンブレラレビュー。一貫した利益を示した回復戦略はひとつもなく、練習間や試合間の回復を高めるために推奨できる特定の手段はないと結論づけている。ただし個別の研究では着圧ウェアと寒冷療法に効果が見られ、マッサージには効果がなかった。

対象: 持久系アスリート。22件のレビュー(システマティックレビュー9件、メタ分析3件、メタ分析を伴うシステマティックレビュー10件)に含まれる63研究、計1100名

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NUTRITION · 栄養
Journal of Clinical and Diagnostic Research
2026 · n=7研究

男性アスリートのRED-Sリスクは51〜72%。女性由来の診断基準では捉えきれない

男性アスリートにおけるスポーツ性相対的エネルギー不足(RED-S)を扱った7研究のシステマティックレビュー。RED-Sリスクの有病率は51〜72%と高く、とくに持久系アスリートで顕著だった。低エネルギー利用可能量は骨密度の低下、内分泌指標の変化、パフォーマンスの低下と一貫して関連し、運動依存が心理的な寄与因子として浮上している。

対象: 低エネルギー利用可能量のある男性アスリート。骨の健康、内分泌機能、競技パフォーマンス、心理的リスク因子に関するアウトカムを報告した7研究。抄録には参加者の総数は記載されていない

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NUTRITION · 栄養
medRxiv(プレプリント。査読前)
2025 · n=19研究
A woman holding a paper bowl filled with a healthy vegetarian meal in an indoor setting, promoting wellness.

RED-Sはまず非薬理学的な対応から。栄養と負荷調整が第一選択になる

スポーツにおける相対的エネルギー不足(RED-S)への介入を扱った19研究(非薬理学的15件、薬理学的4件)のシステマティックレビューとメタ分析。非薬理学的介入は月経機能の回復・エネルギー利用可能量・体組成に利益を示し、薬理学的介入はバイオマーカーで良好な結果を示した。所見は主に持久系の女性アスリートに当てはまる。

対象: RED-Sの症状を支援する介入を検討した19研究(非薬理学的介入15件、薬理学的介入4件)。所見は主として長距離・持久系種目に取り組む女性アスリートの集団に当てはまる。研究の多くは大学の環境で実施された

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NUTRITION · 栄養
Nutrients
2026 · n=822
A mix of capsules, pills, and powder on green background with spoon.

スピルリナやクロレラは疲労困憊までの時間を延ばした。タイムトライアルは動かなかった

藻類由来サプリメントの効果を22件の無作為化比較試験822名で統合したメタ分析。疲労困憊までの時間が有意に改善し(SMD 1.06)、最大パワー出力も小さく改善した(0.29)。一方でタイムトライアルには有意な利益がなく(-0.27)、VO2maxは示唆的にとどまった。クレアチンキナーゼは有意に低下した(-0.78)。

対象: 健康な成人およびアスリート。スピルリナ、クロレラ、褐藻多糖、アスタキサンチンを検討した22件の無作為化比較試験、参加者計822名

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FEMALE · 女性アスリート
International Journal of Sport Nutrition and Exercise Metabolism
2026 · n=8,990
Two adult marathon runners in bright purple jerseys pose happily during an outdoor trail race.

「女性のほうが脂質を燃やす」は条件つきだった。36研究8,990名のメタ分析が示した中身

最大脂質酸化(MFO)とその強度(FATmax)の性差を36研究8,990名で統合したメタ分析。絶対値のMFOは女性が低かったが(平均差 -0.06 g/分)、体重あたりに直すと有意差は消え(p = .096)、FATmaxにも差はなかった(p = .254)。差の出方は年齢・BMI・運動様式で変わる。

対象: 漸増運動テストで性別ごとのMFOまたはFATmaxを報告した36研究、計8,990名(女性5,133名、男性3,857名)。横断デザインと縦断デザインの両方を含む。抄録には競技レベルの内訳は記載されていない

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NUTRITION · 栄養
Journal of the International Society of Sports Nutrition
2025 · n=16研究
Vibrant collection of multi-colored pills and capsules surrounding a reflective pill bottle on a bright yellow background.

カフェインに重曹やビーツを足しても、上乗せは統計的に出なかった。16件のRCTを統合した結果

カフェイン単独・重曹単独・ビーツジュース単独と、それらの併用を比べた16件の無作為化クロスオーバー試験のメタ分析。プラセボに対して単独も併用も有意差は出ず(併用では p = 0.08 と p = 0.07)、単独と併用のあいだにも差はなかった。著者らは自分の競技条件で試すよう勧めている。

対象: 35秒を超える持久パフォーマンスを対象にした16件の盲検・無作為化クロスオーバー試験の参加者。抄録には総人数・競技レベルの内訳は記載されていない

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TRAINING · トレーニング
Journal of Science and Medicine in Sport
2025 · n=797
Cyclists in a high-speed competition racing through an urban area, showcasing athletic endurance and team strategies.

ポラライズドかどうかは差にならなかった。効いたのは期間で、練習量ではない

鍛錬されたサイクリストを対象に、41研究・81トレーニング群・797名を統合したマルチレベルメタ分析。VO2max(g = 0.42)もタイムトライアル(g = 0.39)も有意に改善したが、ポラライズドと非ポラライズドのあいだに差はなかった。介入期間は正の関連を示す一方、週あたり・総練習量とは関連が見られなかった。

対象: 少なくともレクリエーションレベル以上に鍛錬されたサイクリスト(VO2max 59 ml/kg/min以上)。41研究・81のトレーニング群・計797名。介入期間は4週間超

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PHYSIOLOGY · 生理学
Biomedical Human Kinetics
2026 · n=7研究

持久力と靭帯損傷に関わる遺伝子多型が報告された。ただし7研究の関連にとどまる

VEGFAとKDR遺伝子の一塩基多型が持久パフォーマンスと前十字靭帯損傷の受けやすさに関連するかを扱った7件の症例対照研究のシステマティックレビュー。rs2010963のC対立遺伝子は高いVO2maxと最大パワーに、CC遺伝子型はACL断裂リスクの高さに関連していた。著者らは検証にはさらなる研究が必要だとしている。

対象: アスリート。VEGFAまたはKDRの一塩基多型と持久パフォーマンスまたは前十字靭帯損傷の関係を検討した症例対照研究7件。抄録には参加者の総数・競技種目の内訳は記載されていない

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PHYSIOLOGY · 生理学
Sports Medicine - Open
2026 · n=78研究
Biathlete competes in a snowy biathlon event, aiming with precision and focus.

VO2maxは競技レベルとともに上がる。ただしエリート内部のばらつきは残ったままだった

クロスカントリースキーの78研究からVO2maxデータを抽出し、参加者分類フレームワーク(PCF)の階層ごとに統合したメタ回帰。ランニングによる測定では、絶対値でも体重あたりの値でも階層が上がるほどVO2maxが高まった(男性 R² = 0.80/0.41、女性 R² = 0.66/0.69)。エリート内でも値の均質性は乏しい。

対象: クロスカントリースキー選手を扱った78研究から抽出されたデータ。参加者群は運動様式と性別で分けられ、参加者分類フレームワーク(PCF)で遡及的に採点されている。推論的な解析ができたのはランニングによるプロトコルのみ

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TECH · テクノロジー
Frontiers in Sports and Active Living
2025 · n=13研究
A woman in activewear on a running track checks her smartwatch after a workout.

スマートウォッチのVO2max推定は市民ランナーなら使える。エリート持久系では疑わしい

消費者向けウェアラブルによるVO2maxと乳酸閾値の推定妥当性を扱った13研究のシステマティックレビュー。7研究がVO2max推定を妥当または許容できると判定し、乳酸閾値の妥当性を示したのは3研究だった。妥当な推定は最大下のランから算出されており、エリート持久系種目での有用性には疑問が残るとされている。

対象: 健康な非鍛錬の成人、レクリエーションアスリート、高度に鍛錬されたまたはプロのアスリートを扱った13研究。抄録によればこれら三つの集団はほぼ均等に含まれている

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PHYSIOLOGY · 生理学
European Journal of Applied Physiology
2026 · n=262
Massive metal dumbbells prepared for difficult healthy training on asphalt road in summer

高重量の筋力トレーニングはサイクリストのVO2maxを動かさない。それでもタイムは伸びた

17研究262名を統合したメタ分析。1RMの80%以上を扱う筋力トレーニングは、VO2maxにも最大代謝定常状態にも有意な変化を起こさなかった。それでもサイクリング効率・無酸素パワー・パフォーマンスは有意に改善した。ただしエビデンスの確実性は低い。

対象: 18歳以上の持久系サイクリスト計262名(うち女性60名、17研究)。性別・競技レベルの制限なし。平均初期VO2maxは61.25 ml/kg/min